
【内臓と感情、そして身体の痛みの関係】
~肩こり・腰痛・膝痛・頭痛…「心の反応」が身体に出る理由~
■ 不調のサインは、身体よりも先に「心」が出していることも
「肩が重い」「腰が痛い」「寝ても疲れが抜けない」
KOKOJIに来られる方の多くが、最初は“筋肉や関節の問題”だと思って来院されます。
でも、実際にお身体を見ていくと、内臓の硬さや位置の乱れが関係しているケースが少なくありません。
そしてさらに深く見ていくと、その内臓の不調の背景に「感情の溜め込み」があることもあるんです
■ 東洋医学でみる“感情と内臓”の関係
東洋医学では、五臓と五情(感情)は以下のように対応しています。
感情 関係する臓器 心身への影響例
怒り 肝(かん) 肩・首のこり、頭痛、目の疲れ
喜びすぎ 心(しん) 動悸、不眠、集中力低下
思い悩む 脾(ひ) 背中の張り、胃の不快感、食欲不振
悲しみ 肺(はい) 呼吸の浅さ、猫背、肩甲骨の硬さ
恐れ・不安 腎(じん) 腰痛、膝の重だるさ、冷え
身体に出る痛みやコリは、単に「筋肉の使いすぎ」だけではなく、こうした感情の影響を受けていることもあります。
■ 部位別にみる「感情と内臓」のつながり
● 肩こり・首こり・頭痛
→ 関連する内臓:肝・胆
→ 関連する感情:怒り・抑圧・我慢
ストレスでイライラしている時、無意識に肩に力が入っていませんか?
肝は“気の流れ”をコントロールする臓器。ここが滞ると、筋肉の張りや血流の停滞が起き、肩こり・頭痛へとつながります。
● 腰痛・坐骨神経痛・ヘルニア
→ 関連する内臓:腎・膀胱
→ 関連する感情:恐れ・不安・プレッシャー
腎は“生命エネルギーの源”とも言われ、ストレスや不安で真っ先に影響を受けます。
「先のことを考えすぎて動けなくなる」「責任を抱え込みすぎる」――
そんな時、腰や足の力が抜けるように痛みが出ることがあります。
● 膝の痛み
→ 関連する内臓:腎・肝
→ 関連する感情:不安・怒り・自己否定
膝は“前に進む力”を象徴する部位。
「どう進んでいいかわからない」「自分の選択に迷いがある」とき、膝に負担が出やすくなります。
実際、KOKOJIの臨床でも、気持ちが整うと自然と膝の動きがスムーズになる方が多いです。
● 背中の張り・胃の不快感
→ 関連する内臓:脾・胃
→ 関連する感情:考えすぎ・責任感の強さ
「頭では理解しているけれど、身体がついてこない」
そんな方は脾(胃)の働きが弱まり、消化機能や免疫力が低下しがち。背中のハリや姿勢の崩れとして現れます。
■ KOKOJIの内臓整体で目指すのは、「心と身体の再接続」
リハビリ整体サロンKOKOJIでは、
筋膜や関節の調整だけでなく、内臓の動きや位置の回復を行いながら、
「感情が身体にどう影響しているか」を丁寧に見ていきます。
内臓整体のアプローチでは、
• 胃・肝・腎などの臓器の緊張をゆるめる
• 横隔膜の動きを回復させ、呼吸を深める
• 自律神経のバランスを整える
こうした変化を通して、
「肩の力が抜けて眠れるようになった」
「不安感が減って腰の痛みも軽くなった」
と感じる方が多くいらっしゃいます。
■ まとめ:痛みは“敵”ではなく、“メッセージ”
肩こりも腰痛も、膝痛も――
それは「もう頑張りすぎてるよ」という身体からのサインかもしれません。
内臓と感情、そして筋肉や関節。
そのすべては一本の糸でつながっています。
KOKOJIの内臓整体では、
「痛みを取る」だけでなく、
「自分の心と身体を再びつなぐ」お手伝いをしています。


