そもそも子宮筋腫とは?原因と体質チェックでわかるサイン
はじめに
あなたの不調、「子宮筋腫」が関係しているかもしれません
生理のたびに強くなる腹痛や重だるさ、貧血、腰の違和感…。
「体質だから仕方ない」と思っていませんか?
もしかすると、その背景には【子宮筋腫】が関係しているかもしれません。
この記事では、子宮筋腫の基礎知識と、体質チェックを通じて気づけるサインを紹介します。

子宮筋腫とは?女性の3~4人に1人がなる良性腫瘍
子宮筋腫とは、子宮の筋層(平滑筋)にできる良性の腫瘍です。
主に子宮の**体部(上2/3の部分)**にできやすく、場所や大きさによって症状が異なります。
【主なタイプ】
• 筋層内筋腫:筋肉の中にできる最も多いタイプ
• 漿膜下筋腫:子宮の外側に向かって発育
• 粘膜下筋腫:子宮内膜側に向かって発育(不正出血・不妊などを起こしやすい)
• 頸部筋腫:子宮の入口(頸部)にできる。全体の5~10%ほどと少ない
なぜ子宮筋腫ができるの?原因は「ホルモン×血流×自律神経」
現代医学では、以下のような要因が重なって発症すると考えられています。
• **女性ホルモン(特にエストロゲン)**の過剰分泌
• 子宮周囲の血流不足
• 交感神経の緊張による血管収縮
• ストレスや冷え、運動不足、姿勢の悪化 など
ホルモンバランスだけでなく、「血流」と「自律神経」のバランスが深く関わっています。
あなたの体質は?子宮筋腫になりやすいタイプチェック
以下の項目に当てはまる方は、体質的に子宮筋腫ができやすい傾向があります。
□ 子宮筋腫体質チェックシート
• 生理が長く、経血の量が多い
• 経血にレバーのような血の塊が混じる
• 下腹部や腰が重く、冷えやすい
• ストレスを感じやすく、緊張しやすい
• 疲れが取れにくく、眠りが浅い
• 下腹部を押すと違和感・張りを感じる
• 下腹がぽっこり出やすい
• よく便秘になる
• デスクワークや立ちっぱなしが多い
• 出産経験がない、または少ない
→ 3つ以上当てはまる方は、筋腫体質の傾向があるかも。
まとめ
子宮筋腫は多くの女性が抱える身近な問題。
「放置していたら大きくなっていた…」という声もよく聞きます。